くらげなす

読書ブログです。

鳥籠を作る女の子の物語

鳥籠の小娘 千早茜 (著)、宇野亞喜良 (絵) 今回紹介するのは絵本。帯には“大人のための絵本”と書かれていた。 著者は小説家の千早茜さん。絵はイラストレーターの宇野亜喜良さんが描かれている。 籠を編むことで生計を立てている盲目の老婆。彼女はある日、…

終わることのない異世界への旅!

鏡のなかの鏡 迷宮 ミヒャエル・エンデ (著)、丘沢静也 (翻訳) 「はてしない物語」や「モモ」で有名な、ミヒャエル・エンデさんの連作短編集。 不思議な世界の短編小説が、30編収録されている。 夢から夢へ、異世界から異世界へと果てのない旅をするような、…

“効率のいい勉強法”を学ぶ

進化する勉強法 漢字学習から算数、英語、プログラミングまで 竹内龍人 (著) 試験で高得点を取るための“効率のいい勉強法”について扱った本。入試を控えた子供を持つ親御さんに向けて書かれている。 しかし、この本の勉強法はあらゆる学びに応用できるとのこ…

「+チック姉さん」が面白い!書道部3人娘の“青春チックコメディー”

+チック姉さん 栗井茶 (著) 今回紹介するのは「+チック姉さん」。 漫画雑誌「ヤングガンガン」で不定期連載されている人気ギャグ漫画だ。 舞台は架空の都市であるTHE市、及びそこにあるTHE高校。一線を越えた奇人変人や妖怪変化が跋扈する“青春チックコメ…

「わたモテ」は今も昔も面白い!

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 谷川ニコ (著) 何時ごろからか、“もこっち”がリア充になったと話題だ。 もこっちというのは「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(通称:わたモテ)」の主人公、黒木智子さんのことである。

“自分の輪郭”を意識する

こころを洗う技術 思考がクリアになれば人生は思いのまま 草薙龍瞬 (著) “こころを洗う技術”を学び、汚れのないクリーンな心を目指そう!という本。 著者は独立派出家僧である草薙龍瞬さん。この本も原始仏教の考え方、ブッダの智慧を基に書かれている。 「…

令和に期待!

今週のお題「平成を振り返る」 はてなブログの“今週のお題”に挑戦したい。 しかし、いきなり難しいテーマだ。私のこれまでの人生は大半が“平成”だった。 人生を振り返れ、そう言われているのとほぼ同じ意味である。

“サティ”と“ラベリング”で心をクリーンに保とう!

これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活 草薙龍瞬 (著) 「これも修行のうち」を合言葉に、“無駄に反応しない心”を養おうという本。そのための“プチ修行”が50個、紹介されている。 著者は「反応しない練習」の草薙龍瞬さん。この本も原始…

テンプル騎士団はかっこいい

テンプル騎士団 佐藤賢一 (著) 中世ヨーロッパの“テンプル騎士団”について書かれた本。 著者は「傭兵ピエール」などの歴史小説で有名な、佐藤賢一さん。 修道士と騎士という二つの顔を持つテンプル騎士たち。彼らの誕生と繁栄、そして滅亡の経緯が詳しく解説…

The End of Goldfish Kingdom!藤代御風さんの苦悩

www.goldfishkingdom.client.jp 金魚王国の崩壊 模造クリスタル (著) 今回はWeb漫画、「金魚王国の崩壊」を紹介したい。 同人サークル「模造クリスタル」さんが、2008年7月から特設サイトで連載されている。 上に貼ったリンクから、全話無料で読むことが可能…

短いけどそこが面白い!(ほぼ)100字の小説

その先には何が!?じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説 北野勇作 (著) タイトル通り、ほぼ100字の短い小説がたくさん収録された本。その数、130編。 著者は北野勇作さん。北野さんはTwitterで「ほぼ百字小説」を連載されている。その中から特に厳選された作品…

“サクラチル”、本に挟まれていた謎のメッセージ

サクラ咲く 辻村深月 (著) 辻村深月さんの短編集。中学校と高校を舞台にした小説が三編収録されている。 その内、中学校が舞台の二編は、進研ゼミの中学講座で連載されていた。 三つの物語は世界観を共有しており、一部の人物は作品を跨って登場する。 どの…

身長9cmの日常!「ハクメイとミコチ」の魅力

ハクメイとミコチ 樫木拓人 (著) 身長9cmの小人たち、その日常や冒険を描いたファンタジー漫画。 KADOKAWAの漫画雑誌、「ハルタ」で連載中。2018年にはTVアニメも放送された。 ハクメイさんとミコチさんが主人公。 栗毛の方がハクメイさんで、黒髪ロングがミ…

ハイイロオオカミのレゴシ君、その青春の行方は!?

BEASTARS 板垣巴留 (著) 今回紹介したいのは「週刊少年チャンピオン」で連載中の漫画、「BEASTARS」。 秋田書店の特設サイトには、“動物版青春ヒューマンドラマ!!”というキャッチコピーが掲げられている。擬人化した動物たちの青春を描く人気漫画だ。 物語の…

詩人が迷い込んでしまった猫まみれの世界!

猫町 萩原朔太郎 (著) 日本近代詩の父、萩原朔太郎さんによる“散文詩風な小説(ロマン)”。 温泉旅行に行った詩人が道に迷い、気が付けばそこは猫だらけの“猫町”だった!……というお話。 主人公の詩人は病的な方向音痴。当の本人が“三半規管の疾病”とまで表現す…

原始仏教に学ぶ!無駄に反応しない生き方

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 草薙龍瞬 (著) この「反応しない練習」は、私たちが日頃抱えるいろいろな悩みを、“原始仏教”の智慧で解消しようという本である。原始仏教とは、2500年以上前にブッダがインドで説い…

空に不幸を蹴り返せ!青春を感じる連作短編集

放課後ひとり同盟 小嶋陽太郎 (著) 表紙に惹かれて手に取った。青空をバックに女の子が、とても大きな蹴りを決めている! この本は連作短編集だ。世界観を共通にした、しかしストーリー的には独立した短編小説が五話収録されている。 最初の三話は高校生たち…

ライトノベルと現代瞑想の融合!滝本竜彦の“光の小説”

ライト・ノベル 滝本竜彦 (著) 「NHKにようこそ!」「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」等で有名な、滝本竜彦さんの最新作。滝本さんが個人ブログで連載されていたweb小説がもとになっている。 不登校気味な高校生、ふみひろ君が主人公。 久々に…

君も“はてなブログ”でアウトプットだ!

学びを結果に変えるアウトプット大全 樺沢紫苑 (著) ちょうど読書ブログでも始めようかと考えていた矢先に、この本が書店で平積みされていた。読書の楽しさ、特定の本の面白さを人に伝えるには、“アウトプット”の技術を磨く必要がある。 著者の樺沢紫苑さん…

「死人の声をきくがよい」完結!ホラー漫画家によるキャッキャウフフなラブコメ

死人の声をきくがよい ひよどり祥子 (著) 私の大好きなホラー漫画、「死人の声をきくがよい」がついに終わってしまった。 霊感をもつ男子高校生が、幼馴染の幽霊少女と共に様々な怪奇事件に巻き込まれる。一言で説明するとそんなストーリーの漫画だ。 月刊漫…

大人にもおすすめ!レトリックの入門書

日本語のレトリック 文章表現の技法 瀬戸賢一 (著) “レトリック(修辞学)”の入門書を探した結果、Amazonでこの本を発見した。 いや、発見したというか思い出した。地元の図書館のティーンズコーナー、その特に目立つ位置にずっと置かれていた本だ。他にも山の…

クラゲ怪獣クゲラさんによる恐怖の“お誕生会”!?

社員たち 北野勇作 (著) “会社”を舞台にしたSF短編集。 近未来の話のようだが、各話での世界観のつながりは不明。同じ世界なのかもしれないが、全ての話の会社が同じ会社という訳でもないようだ。 ただ少なくとも、最初の話である「社員たち」と最後の「社員…