くらげなす

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「わたモテ」は今も昔も面白い!


私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
谷川ニコ (著)


何時ごろからか、“もこっち”がリア充になったと話題だ。
もこっちというのは「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(通称:わたモテ)」の主人公、黒木智子さんのことである。


「わたモテ」はもともと高校を舞台に、ぼっちの日常を描くというような漫画であった。
物語序盤、主人公の智子さんは会話する人間にすら不自由するほどのぼっちだった。
高校時代の私ですら、会話する相手くらいはいた。1年時の彼女はよく考えたら、洒落にならないくらいの孤独を抱えていたのかもしれない。
ある時はクラスのリア充を妬み、またある時は人気者になろうと空回り。この辺りの話はアニメにもなったので、原作を知らない人もテレビやネット配信で観たかもしれない。


最近の智子さんはというと、学校では常に友人に囲まれている。13巻、14巻の表紙を見て欲しい。こんな感じですっかり人気者だ!



同じ空間にいても、智子さんと友達であること以外にほとんど接点のない人たちもいる。もはや彼女は女子グループの中心といっても過言ではないだろう。
最近だと友達の友達を紹介されるというような場面も多く、その交友関係は広がる一方である。部活をしているわけでもないのに、彼女を慕う後輩までいる。


キャラクターが増えたことにより、あのキャラが可愛いとかこの人が面白いとか、各登場人物に注目する人も増えたようだ。「ガンガンONLINE」で最新話が更新されるたびに、匿名掲示板や個人ブログで話題になる。海外の掲示板でも人気らしい。
第1話冒頭、「これはとある女の子… モテない女の子の… どうでもいい日常の物語」とか書いてあったが、智子さんは人気者になったし物語も全然どうでもよくない。世界中が彼女の青春に熱い視線を送っている。


その一方で昔の路線(ぼっちの日常)がよかったという人もいるようだ。そういう人は智子さんの日常に自分の青春時代を重ね、共感するというような楽しみ方をしていたのかもしれない。解らなくもない。
私としては、「わたモテ」は今も昔も面白いと思う。高校時代はあんまり楽しくなかったし、大学受験にもしくじった。私の分も彼女には充実した青春を送って欲しい!そう願うばかりである。


まあ、結局何が言いたいかというと、この漫画はとても面白いということだ。なので是非、たくさんの人に読んで欲しい。


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