くらげなす

ニートの読書感想文。

「+チック姉さん」が面白い!書道部3人娘の“青春チックコメディー”


+チック姉さん
栗井茶 (著)


今回紹介するのは「+チック姉さん」。
漫画雑誌「ヤングガンガン」で不定期連載されている人気ギャグ漫画だ。


舞台は架空の都市であるTHE市、及びそこにあるTHE高校。一線を越えた奇人変人や妖怪変化が跋扈する“青春チックコメディー”である。
もともとは模型部3人娘の日常を描くという感じのお話だった。3人娘は頭にプラモを乗せた独特のファッションで、仲良く部活動をしたり殴り合ったりしていた。
しかし、それほど模型部にこだわりもなかったらしく、8巻で頭のプラモを捨てて書道部になってしまう。現在は登場人物が増えたのもあり、3人娘が一人も登場しないことも多い。


この漫画には書道部(元模型部)部長の源間色枝さんを筆頭に、強烈なキャラクターが多数登場する。
自分がどこまで“ムチャ”できるか、命を賭けてチャレンジしている宝井清さん。“パワー”にステータスを全振りした市長。女物の下着を愛用する愛の化身、国木君。赤ちゃんおじさん(本名:長谷川さん)など、ヤバい人たちが常に何かしている。
人間以外のキャラクターも多く、河童に死神、幽霊や都市伝説っぽい存在が度々現れる。
奇人変人、妖怪変化の類が堂々と登場する世界なのだ。


切れ味のあるギャグ、そして次のコマで何が起きるか解らない奇抜なストーリー展開も特徴。言葉選びのセンスが秀逸で、著者である栗井茶さんの頭の回転には感心するばかりだ。ああいうインパクトのある台詞をどうやったら思いつけるのだろうか?
絵も可愛い。サイコな内容と相まって、他にないギャグ漫画に仕上がっている。


先月、13巻が発売された。世界観はどんどん広がっていき、ギャグの切れ味も益々鋭くなっている。今後も注目の作品である!


+チック姉さん(13) (ヤングガンガンコミックス)

+チック姉さん(13) (ヤングガンガンコミックス)