くらげなす

ニートの読書感想文。

“効率のいい勉強法”を学ぶ


進化する勉強法 漢字学習から算数、英語、プログラミングまで
竹内龍人 (著)


試験で高得点を取るための“効率のいい勉強法”について扱った本。入試を控えた子供を持つ親御さんに向けて書かれている。
しかし、この本の勉強法はあらゆる学びに応用できるとのこと。ペーパーテスト全般がターゲットらしい。既に受験勉強を終えた大学生や社会人が読んでも参考になりそうだ。


この「進化する勉強法」の特徴は、実験で実証された情報のみを取り扱っているところ。効果的な学習方法が、根拠となる実験結果と併せて紹介されている。


効果的な学習方法というのは、必ずしも直感的に正しいものではないらしい。
人間は「何となくこっちの方がよさそうだ」という思い込みで行動することも多い。しかし、実際のところどうなのかは試してみないと解らない。
我々の脳味噌は大体同じようにできているので、誰かが実験で「これが正解!」と確認してくれた方法があるのなら、大いに参考にすべきだ。
例えどれだけ勉強熱心でも、ありとあらゆる方法を自分で試すわけにはいかない。自分なりに工夫するという姿勢はもちろん大事だが、入試にしろ資格試験にしろ無限に勉強時間があるわけではないのだ。


また、実践的な勉強法だけではなく、脳の特性やメンタル面についても詳しく説明されている。
この本によると社会的に成功するには“自己コントロール力”が必要らしい。これは学業成績にも関係しており、IQよりも重要とある。全く耳の痛い話だ。
私も幾つか先延ばしにしたまま放置していることがある。自己コントロール力が足りないせいだ。効率のいい勉強法も学べたことだし、そろそろ手を付けていこうと思う。


この本に書かれた内容は資格試験や趣味の練習、生涯学習的な試みにも役立ちそうだ。何かにチャレンジしたい人は読んでおいて損はない!